ゴブレットゴブラーズは、簡単に言うと〇×ゲームです。3×3のマスに、2人で交互に自分の駒を置いていき3つ並べた方の勝ちです。
ただ、ちょっと違う点があります。
- 駒には、大、中、小の3種類の駒がある。
- 駒は、大、中、小それぞれ2つずつ使える。
- 小さな駒の上にかぶせるように大きな駒を置くことができる。
- 一度置いた駒を移動することができる(ただし隣のマスのみ)。
これらのルールに従って、相手より先に3つそろえることを競うゲームです。自分が小さい子までダブルリーチを作っても、相手の大きい駒でかぶせられてダブルリーチが両方消滅。。。なんてこともあって簡単には行かないところが面白いです。
また、相手の駒に自分の駒でかぶせた後、その駒を動かして相手の駒が出てきてそれで相手が3つ揃っちゃった!なんてこともあって中に何が入っているのかも覚えておかなければなりません。自分と相手の手持ちの駒、そして場に置かれた駒の配置を意識しながらゲームを進めていく、カンタンなのに奥深いゲームとなっております。
実際にやってみるとわかるのですが、試合中に「勝った!」と思っても何度もひっくり返されてしまうためなかなか思い通りに進まずもどかしい気持ちになります。逆に相手の狙いも簡単に崩せたりするので短い試合の中でどんでん返しの繰り返しで、展開が非常に速くメチャクチャ盛り上がります。
こうすればもう防げないだろ!と思ってもうまく切り抜けてくることもあるため、相手の考えの鋭さに感心してしまうこともあります。
1試合が数分で終わることもあるため、もう一回!と何度も楽しめるのも魅力です。
ゴブレットゴブラーズが面白いと言っても、実際に購入するには値段が張って手が出にくいこともあります。そういう場合は思い切って自作してしまうのもありです。人によってはそこで個性を出して自分なりにアレンジする方もいます。また購入するよりも質は下がりますが安く抑えられるため、高くて買えないよ!という方でも遊ぶことができるようになります。僕は実際に自作したので、その方法を紹介しようと思います。
駒の形を決める
ここが一番個性を出せるところです。重ねられるようにシンプルな形のものであればどんなものでも構いません。
僕は土管にしましたがほかの候補は、木、ちくわ、だるま落とし、電柱です。個人的に作りやすいのは円柱の形だと思って円柱のものを探しました。他にも半球や四角柱の形でも作れると思います。
材料を集める
僕が実際に使ったものは、トイレットペーパーの芯、段ボール、折り紙、マジック、のりです。
実際に作ってみる
トイレットペーパーを3種類の大きさになるように切ります。小さいものは高さだけでなく横も小さくする必要があります。そこに折り紙で色を付けました。自分の駒と相手の駒が分かればいいので、シールを貼るなど、ちょっとした目印があるだけでも大丈夫です。
僕は土管にしましたので、段ボールで土管の入り口部分のみちょっと太くしました。そこも折り紙で色を付けました。子どもが好きな緑色と、嫁が好きなオレンジ色にしました。土管の口にあたる部分も折り紙を張り、土管の中にあたる部分をマジックで黒く塗りつぶしました。こういう駒を合計12個作ります。
次にマス目を作ります。これは、紙に線を引けば完成ですが、ちょっと手を加えるなら、割り箸4本をキャンプファイヤーの期の組み方のような感じで置き、それを輪ゴムで止めます。トイレットペーパーの芯で駒を作った場合はこれでちょうどいいサイズになります。マス目はぶっちゃけ遊ぶときに何かしら用意するのでも問題ありません。駒とマス目ができれば完成です。
もっと簡単に駒を作るなら、100均で大きさの違う紙コップを買うと楽かと思います。また、最近は3Dプリンターも流行ってきているので、それを使ってプリントしてしまうのもありです。
楽しく遊ぶ
作ることができたら実際に遊んでみましょう。メチャクチャ面白いです。自分で作ったもので遊ぶってだけでメチャクチャテンション上がりますよね。こだわって作った分だけ特別感が増し、遊んだ時の楽しみも何倍にも膨れ上がります。そうやって愛着を感じるのもいいですし、やっぱり製品版が欲しいと思ったらそこで実際に購入してみるのもいいと思います。
ゴブレットゴブラーズはメチャクチャ簡単に楽しめる
お金がなくても自作すれば楽しめる
僕のお気に入りに入っているゴブレットゴブラーズ。ぜひ一度遊んでみてください。