親子で受ける授業がある塾を作りたい!

教育現場と子育ての現場を見てきて、「結局どんな能力が必要になってくるの?」という問いに答えが出ていないため、子育てや教育の方向性が決まらないという問題を抱えているように感じました。

僕はこの問いの答えを一緒に考えていく補助輪のような塾を開きたいです。

僕は大学の教育学部を卒業し、集団塾、個別塾、家庭教師を含めて、小学生から高校生までの指導経験が4年以上あります。

また、子どもも2人いてほとんどの期間は仕事をしていましたが子育て経験も4年以上あり教育には深い興味があるだけでなく、子どもの幼児期の成長を間近で見てきました。

これらの指導経験と子育て経験を経て、その過程で感じた違和感を解消できるような塾を作りたい!と考えるようになりました。

なぜ塾に就職せずにわざわざ開業したいのか、またどんな塾にしたいと考えているのかを話していきたいと思います。

↓こんな記事も書いていますので、よかったら覗いてみてください。↓

実際の経験を通して感じてきた違和感を話していきます。

教育現場では

小学生以上の生徒の学習状況は、家庭環境に非常に影響されている

みなさんも、いじめや不登校、共働きによる保護者からの愛情不足など、学校教育の問題のニュースを耳にすることも多いと思います。

ニュースになるような事例は実際の現場では非常にまれなことですが、それに似たことは常に起こっています。

よくあるケースをいくつか紹介します。

ケース①

親→「こういうルートで進んでほしい」

子→「親のレールには乗りたくない」

親子の考えにギャップがあり、思うように勉強できない!

親には教育したいという考えがありそれをするための基盤もあるのに、うまく意思疎通が取れずそれを活かしきれていない、非常にもったいないケースです。

ケース

親→「うちは放任主義です」

子→「自由に決めていいから頑張りません」

親子で勉強についての協力体制がないため、勉強するという選択肢が選ばれにくい!

また、勉強してもその動機がゆがんだものになりやすい

放任主義になる理由

  • 自立を促すためにあえて放任している
  • 両親の共働き等で親子の時間がない
  • そもそも無関心

など

そもそも勉強できずに将来の可能性を狭めてしまうケースです。

特に上記の理由で勉強習慣がないと、子どもはすべての時間を自分の遊びのために使えると考える癖がつき、中学生高校生になったから始めようといってもなかなか始められないケースは多々ありました。

これらは本当によくあるケースであると同時に、子どもの幸せの本質ではないように感じました。

子育ての現場では

赤ちゃんを育てるための土台を作る余裕がない

一方で保護者の方はというと、妊娠して出産して育児が始まるのですが、その間に十分な勉強をする余裕はありません。

この時期は奥様はずっと体調管理を徹底しながらお子様のための生活を送ることになり、これらは非常に繊細なことなので気を休める時間を確保するだけでも難しいです。

体験談

妻が妊娠8か月の頃のことですが、僕が仕事に行って帰るまで、ずっと部屋でゴロゴロしていたようです。

本当は読みたい本があって手に持っていたようですが、それでも1文字も読めずただただゴロゴロしていたようです。

でも、これが当時の妻にできる精いっぱいのことでした。

正直僕には今でも理解できませんが、何もしていないように見えても実は頑張っているのです。

「本読めばいいじゃん」とか言ってしまっていましたが、それでも帰ると楽しそうに話してくれましたし、もっといたわってあげればよかったなと反省しています。

子育てと生活に精いっぱいで、教育にまで手が回らない

子どもが成長していくにつれて、新しい問題は次々と出てきます。

どの幼稚園に入れようかな、習い事は何をさせようかな、発達は遅れてないかな、栄養はちゃんと足りてるかな、部屋汚くなったから掃除したいな、身の回りのことは自分でできるようになってほしいな。

そんなことを考えて何とか調べてやろうとしても、子どもは言うことを聞かずぐちゃぐちゃにされてしまうことは日常茶飯事です。

最低限のことに手いっぱいで、さらにこれもやってみようという余裕を作ることは難しいですし、祖父母や同年代の子どもがいる友人がいる場合は協力し合えるかもしれませんが、そうでない場合はなおさらです。

また、手が離れるようになるとお金がかかるようになり、子どもは思春期、親は仕事で一緒に過ごす時間を作れず、子どものやりたいことに目が向かないこともあります。

子どもが何歳の時でも意識的に時間を作らない限り、教育の勉強をすることができないのが現状です。

就職ではなく開業する理由

親子で授業を受けてもらいたい

子育ての勉強時間を確保できない保護者が子どもの教育を妨げることも

保護者は子どもが生まれたら子育てをし教育にも手をかけることになりますが、そのための教育がほとんどされないのが現状です。

出産した病院や地域の子育て支援センター、youtubeなどで情報を仕入れることはできますが、こちらから足を運ぶ必要があったり内容や対応が不十分であったりすることもあります。

こういう背景から、保護者は自分が受けてきた教育や近くにいる人から聞いた教育論を頼るしかないことになりますが、これらの近くにいる人はたいてい自分と似たような人が集まりやすいため、結果自分と同じような教育をしていくことになります。

もしも新しい何かがあったとしても、その良しあしを判断できないままなんとなくで始めたり、保護者が知らなくて怖いからという理由で子どもの挑戦を止めたりしてしまう傾向が強いです。

偶然うまくいくこともあるかもしれませんが、同時に大きく不利になるリスクがあり、これは新しい何かを「やる」「やらない」の両方にあります。

十分に考える力がないままなんとなくで進めていって、トータルでうまくいくことを期待するのはかなり無理があります。

子どもの挑戦のためにも親の協力は必要

子どもが何かに挑戦したい!と思ったときに、特に金銭面で親の協力が必要なこともあります。

また、youtuberやフリーランスなど普通の道とずれた場合にも協力や理解をしてもらう必要があります。

このように親が知らない世界については判断しようがないので、なんとなくや評判で決めてしまいがちですが、判断材料が不十分なまま決断をするのは親としても不安なはずで全力で応援することも難しいです。

また、辞めさせるよう納得させるだけの説得力もなく、ただの感情論になってしまいがちです。

そこで、僕が情報を提供したり一緒に考えたりして、お互いが納得できる判断を下す手助けになりたいと考えています。

5教科以外にも教育基盤として大事なことがある

学校では教えてくれない夢の叶え方

最近は変わってきていますが、多くの場合夢とはパイロットになることやプロ野球選手になるなど、その職業に就くことをさされてきました。

しかし、現在では仕事は別のことをして稼ぎ本当の夢は副業で叶える人や、短期間で集中的に稼ぎ資産を増やして早期リタイヤして時間を作ってから夢をかなえる人もいます。

「夢」の本質が変わってきているのではなく、より深く夢について考えられたり便利なものが増えたからこそ他の選択肢を持てるようになったりした結果です。

例えばプロ野球選手になりたいと言っていた子どもともっと深く夢について考えてみると、その理由が「ただ野球が好きだから」だったとすると、地域の草野球チームを管理して試合を組む仕事をすることもできます。

自分で野球を楽しめるのはもちろん、地域の方との交流もできますしそこまでの才能がなくても十分でプロ野球よりも楽しく野球をすることに向いているといえます。

副業という形になるかもしれませんが、本業以外でめちゃくちゃ打ち込めることがあると幸せですし、副業をすることで本業でもいい結果を残しやすくなるといった研究結果もあります。

このように、一度夢が決まっても本質を見ると方向性が変わることもありますし、元々の夢であるプロ野球選手になることよりも幸せな未来をつかめるようになるかもしれません。

夢の叶え方はたくさんあるということは知ってもらいたいです。

よくわからないことも一緒に考えていきたい

先ほどは偉そうなことを書いてしまいましたが、実際僕自身も考える力が十分にあるわけではありません。

ですが、考える必要があることは十分に理解していて、これから自分の子どもたちとそういう話をしていくにあたっての準備はしています。

僕がどうにかできる範囲は狭いかもしれませんが、できる範囲のことには全力で取り組んで、一人でも多くの子どもの未来を明るくしていきたいです。

そのためにもこれからのことを僕と親子で一緒に考える時間を作りたいです。

シンプルに授業したい!

僕が教育関係の仕事から離れて1年以上が経ちましたが、今でも「授業したいな」と感じることがあります。

授業は生徒との対話で育てていく生き物で、子育てに似たものがあり、やっていて楽しかったからです。

これまでは数学や理科の授業が多かったので、次は国語の授業をやってみたいです。

1回の授業にかなり入念に準備してから実際にやるという形も僕には合っていますし、また授業したいなとよく感じています。

開業までにやっていくこと

子どもが集まる場所の公園で授業する

まずは知名度を上げるのと、授業の慣らして感覚を戻すために授業していきます。

最初は当然生徒がいないので、子どもがいる公園で授業をしていきます。

ここでは、

  • 途中から入っても大丈夫
  • その日しか聞かない生徒でもわかるような単発の授業
  • 花や影など、公園にある実物を使う
  • 学習効果ではなく興味を引く内容

といったことを意識していきます。

僕自身のキャパシティを考えると、生徒は1学年に6人程度が限度ですので、いくつかの学年で4人ずつ集めることを目指していきます。

資金と生徒を集める

次の段階の開業資金を集めます。方法は未定ですが、このブログの収益を使えたらと考えています。

生徒は、公園で授業して子どもと話しながらもっとちゃんと授業受けたい!と思わせていきます。

少しずつ、開業したら入ってくれそうな生徒を確保していきます。

教室を借り、必要な資材をそろえる

資金が集まったら実際に必要なものをそろえていきます。

教室は3部屋で、1つは授業用、もう1つは自習室、最後は事務室です。

自習室と事務室は狭くていいので1部屋をパーテーションで仕切るような形になるかもしれません。

できれば2階を自宅にして家賃を経費にします(笑)

授業用の部屋には黒板と生徒用の机といすを8組、チョークは白色と発色のいい黄色、赤、オレンジ、緑のものを置きます。

テキストや問題集とボードゲームを3:7くらいで置いておき休憩時間などに自由に使っていいようにしておきます。

ボードゲームで僕に勝つとご褒美がもらえますので、何度でも挑みに来てください(ただしご褒美は1つのボードゲームにつき1度までです)。

開業申請のための書類を提出する

今はやったことがなくて詳しくないですが、書類を提出したら無事開業です。

おめでとうございます!!

まとめ

教育や子育てに悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。

僕もその一人で日々勉強しながらこれじゃない、あれじゃないと悩んでいます。

同じような悩みを持った方と一緒に子どもの将来について真剣に話し合ってみたいです。

興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ応援していただけるとより早く実現していけると思います。

↓こんな記事も書いていますので、よかったら覗いてみてください。↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA